社員インタビュー

本音座談会

大蔵プロパティーで活躍する先輩たちがどんなことを考えながら働いているのかは気になるところ。
総勢7人の社員に集まってもらい、ざっくばらんに話してもらいました。

入社のきっかけを教えて下さい

たけい 実家が鶏肉店を経営しており、小さいころから手伝っていました。そこで接客の大切さとかチカラを感じていたので、人を相手にする仕事がしたいと思っていたのがきっかけです。サービスを大切にするという部分しか目に留まらなかったので、正直言うと説明会に行くまでは何の会社か分からなかったです(笑)。
やまだ 確かに(笑)。
説明会でお客様に喜んでいただきたい、というのをやけに押していて気になったのが最初です。その後会社見学、お店見学を経て中身を見ることができ、そんなこともできるんだ、お客様にしてあげたいな、と思ったのが大きかったですね。
くもん 私も同じような考えでした。
学生時代ファミレスで働いていましたが、マニュアル接客で違和感がありました。当社の説明会で、ホスピタリティですとか接客を大切にしているというのが伝わってきましたし、自分の権限でサービスを提供できる環境で働きたいと思い、入社に至ります。
あさだ 自分の場合はもともとアミューズメント系の接客業を中心に探していました。当社は社内見学でも一般社員の方でも親切に接してくれましたし、説明会でも聞いていたように、人に力を入れている部分がわかったので、入社を決意しました。
まつい 私もプレイする側の目線で考えていました。
学生時代のアルバイトの関係で接客は好きでしたし、パチンコ、パチスロ、ゲーセンも好きで。それに当社の場合、人が近寄ってきてくれて、大切にしてくれる雰囲気がありました。そこに魅力を感じました。
なつま 動機がみなさんと違うかもしれませんね。私はもともと数字を扱うのが好きで、大きな数字を扱うパチンコ業界で、目標設定した数字にいかに近づけていくかといった部分に魅力を感じたのと、学生時代から人と接することも好きでしたので。
きとう 引き算で考えているのは私だけですね(笑)。営業は嫌だなという感覚で仕事を探していました。説明会で人の温かさを感じたといいますか、カッコイイ先輩に憧れて入社しました。

普段、パチンコやスロットはされますか。

きとう 入社前は興味が無く全くやっていませんでした。入社してからやるようになって、お客様が楽しまれている理由がわかりました(笑)
たけい 自分も後から面白さを知りました。それまではパチンコはやっていません。初めて遊んだのは内定をもらってからです。
なつま 私は大学時代に始めて、今もやっています
やまだ 自分もそうです。学生の時からです。
くもん 私は好きでけっこうやっていました。
まつい 私は逆にヘビーですね。パチンコ、パチスロは好きで、お店に通っていました。ゲームセンターも含め、もともとアミューズメント系は好きですね。
あさだ 自分はアルバイトをゲームセンターしていて、設置されているスロットマシンで良く遊んでいました。

入社前と後でイメージが違っていた点を教えて下さい。

たけい 接客の部分ではイメージ通りでしたが、裏方の業務が細かいのでそこはイメージとは違いましたね。パチンコ台関係の仕事でミスをすることもあります。
やまだ そうそう、そうなんですよ。接客ばかりだと思っていましたが、数字の管理の面ですとか、そういった仕事に時間を割かれることも多く…。なので最初は思ったようにお客様にサービスができずもどかしい思いをしていました。今はそれができるように努力していますし、先輩にフォローしてもらっています。
あさだ フォロー大事ですね(笑)。みなさんフレンドリーですし、人材育成に思った以上に力を入れているなと思います。この会社すごいなって(笑)。社長も親身に接してくれますし、ブラザー制度(先輩社員がフォローに就く制度)も有難いですね。
くもん 会社は入ってみないとわからないって実感してます。実は入社する前にパチンコ業界に入ることに親や周りの目が厳しくて。でも実際に働いてみて、サービス業というのが根底にあることに気づき、他の業種と何ら変わらないなと。身内の印象もだんだん変わっていきました。今では親は、あなたの会社の社長さんはスゴイねって言ってくれています。
きとう 私も良いイメージで裏切られたというか、お店に来て下さる方が温かいなあと。パチンコ店のイメージって、それまでは怖い人がたくさんいると思っていましたので。おじいちゃん、おばあちゃんと世間話してまったりして、のんびりしたイメージに変わりました。
まつい 私はもう少し深い部分で違いを感じています。今までのアルバイトでの接客、ラーメン店だったんですが、そこで行っていた顧客へのフォロー方法がこの業界ではできないことがわかり、価値感の変化に繋がりました。ラーメンのミスはラーメンで取り戻せますが、金銭が直接絡んでくる業態なので、お金で補てんすることができませんから。
なつま お金なんですよね、難しいところは。数字は大きいものも動きますが、小さい数字、たとえばパチンコ台のメーカーごとに細かいデータも扱っているので、そのあたりは緻密に考えなくてはいけない部分でして、それは考えていなかったのがギャップですね。

サービス業の面白さや、やりがい、
うれしかったことを教えて下さい。

くもん その場その場で自分で判断して行動できる点が、やりがいにつながっています。
なつま それと色々な人と話せますし、聞くこともできます。それで自分の知見も広がりますし、年配の方が多いので言葉づかいの勉強にもなっています。また、やりたいことにどんどんチャレンジさせてもらえますし、アドバイスももらえますので、恵まれた環境ですし、やりがいにもなっていますね。
まつい 恵まれた環境という意味では、自分の好きなものをとことん追求できるので、それは大きなやりがいです。お客様からクレームも含めて話しかけていただけると、嬉しいですよね。話しかけやすいから話しかけてくれるんだろうと言うことがわかりますから。
たけい でもやっぱり一番の楽しみはお客様に喜んでもらえたときですね。あなたがいるから来るんだよ、と言われたときは本当にうれしいですから。
やまだ 私もそう、もともとやりたいことが、お客様に喜んでもらうことでしたから、それができたときに、自分も嬉しく感じます。それは面白さですし、やりがいですし、うれしいことですね。
きとう 入社して店舗に入って、いい意味で全然イメージとは違って温かい方ばかりでそれがうれしかったです。
あさだ みんなとちょっと違って、私のお店は8号営業(パチンコ台を設置するゲームセンター)ですので、自分の手で台を直せますし、いろいろと勉強できることが多いですね。

仕事での失敗や辛かったことは何ですか?

きとう 社会人として未熟な部分があり、多くの失敗をしたところでしょうか。
やまだ 私も失敗はたくさんあります(笑)。そのたびに上司の方に助けてもらったり。ただそうした失敗をゼロで終わらせないようにして、経験値にしてきました。そうやって成長できたという実感もあります。
あさだ やまださんも言っていますが、助けていただけるのがありがたいですね。いろいろと落ち込むことはあります。ただ上司が対処方法を順を追って説明してくれますし、社会人なのでそこは割り切って、責任感をもって業務に当たっています。
まつい 私はパートナーさんにも助けられていますね。台のトラブルが原因で、お客様を失ってしまったことがありました。その時だけでなく事務所で泣くことが多いのですが、パートナーさんがフォローしてくれたり上司に声をかけてもらったり、良い環境で働けているなと実感しますね。
くもん 台のトラブルという話がありましたが、お客様が使われるお金が他のサービス業と違い大金なので、トラブルとか愚痴を受けることも多々あります。それに対してお金で解決できませんし、謝るしかないので、その点もつらく感じます。ある意味サービス業で一番つらい仕事かもしれません。
なつま 自分はちょっとちがうかもしれません。初年度はピリピリしていて怒られることも多かったです。ツライと思ったこともありました。ただ、石の上にも三年という言葉を所属長からいただき、今経験していることは先につながるんだろうな、と思って乗り越えました。
たけい 一番つらいのはお客様にお願いしなければならない時でしょうか。他店のメダルを使われる方もたまにいらっしゃるので…。

ふれあい予算はあなたにとってどんな存在ですか?

ふれあい予算とは?

パートナーも含めた全社員が、お客様のために自分の判断で使えるお金のことです。
パンク修理キット、サドル代金、裁縫道具、ミネラルウォーター、お客様の誕生日プレゼントまで、
昨年は年間2,800件もの試行錯誤がふれあい予算から生まれています。
これが、今日、私たちの「真のホスピタリティへの挑戦」を支えています。

さらに詳しく
きとう ふれあい予算というよりも、まずはお客様に喜んでいただくことを第一に考えています。お話を聞いて、知らないことがあったら調べて、また来店していただいたときに話のネタにするなど、それで喜んでいただけている部分もあると思います。
たけい 私も同じような考え方ですね。コミュニケーションを広げて、深めてくれるツールだと思います。
くもん 予算の使い道には裁量があり、自分に決定権があります。何に使ったのかの報告は事後でOKなので、その部分も会社の良いところだと思っています。お客様との日常会話から情報を拾っていくと、してあげたいことがたくさん出てきますから。
やまだ やっぱりお金かけることってお客様喜んでくれますね。ただお金で解決しても、という気持ちもあります。まず自分がお客様を良く見て、気づきを得て、コミュニケーションを取った中でサービスができればと思っています。気づきからのふれあいってお客様の感動が違うんです。すっごい喜んでくれますから。
まつい やまださんの言うように気づきを得るって大切なことで、人の動向をよく観察するようになりました。気づきを得てふれあい予算を上手に使っていきたいと思っていますので。パートナーさんもレベルが高い方ばかりなので、お手本にしながら、ふれあいとかホスピタリティを大切にしています。
あさだ 気づきという意味で一つエピソードがありまして、ご年配のお客様で来店時にバッグを預かったのですが、よく見たら生地にほころびがありました。それでソーイングセットをアメ横へ買いに行き、自分で直して差し上げたんですね。そしたら「孫からの贈り物だったからどうしようと思ってた、ありがとう」という言葉を頂きました。嬉しかったですね。

大蔵TEDはあなたにとってどんな存在ですか?

大蔵TEDとは?

自分が体験したエピソードの発表(プレゼンテーション)を通じて、究極のサービス実現へ向けた「気付き」を皆で共有している制度です。その発表を、定期的に社内投票制で表彰しています。回を重ねるたびにプレゼンテーションのレベルが上がり、成長を実感することができます。

さらに詳しく
まつい 伝える力の必要性を実感する場だと思います。たとえば「笑顔での接客」をなぜ行うか考えたとき、「お客様が喜んでくれるから」という答えが出ますよね。それをさらに問いかけて「なぜ喜んでくれるのか」と掘り下げて考えていけば根拠ができます。そういった根拠をパートナーさんに順を追って説明できるように、落とし込んで話せるようになれば納得していただけます。そうして得た話す力が周りとの関係、お店をよくしていく力になりますし、そういったものがお客様、会社との関係、また自分の日常生活にも役立つのだと思います。
やまだ うーん。まついさん深いですね。
私も伝える力が付くイベントだと思います。人を納得させるためには自分が体験したことを噛み砕いて、確信に変えて、上手に伝えなければならないと思っているので。また他の人たちの深い話も聞けますし、色々なものが吸収できるのでよいイベントですね。
あさだ そうそう、お店ごとの貴重な話も聞けますし、価値観が異なった者同士が発表するんで、だいぶ視野が広がります。サービスという言葉一つとっても、店長や、ほかの社員、自分とサービスの提供の仕方が違うので。
なつま 視野が広がり、深堀りしていくという習慣は、普段朝礼などで日頃気づいたことなどを話す機会に活かされていると思います。5分ほどの話でも、構成を考え、聞いている方にとって実りある物を作っていこうと考えるクセが付きましたから。
くもん 私はパートナーさんとお話するときも、根拠や理由づけをしっかりと説明し、納得してお仕事してもらえるように、大蔵TEDで学んだ話し方、対人コミュニケーションの作法を活かしています。
たけい 自分は初めて出たとき、自分のエピソードが何もないことに一度気づかされて、そういった経験が今の自分に生かされていると思います。また会社の目指しているものをパートナーさんと共有する意味で、重要なものだと思います。
きとう テーマに関しては会社が目指すべき方向に関連したものになるので、普段唱和していることを深く考えたりするいい機会になっています。

お客様からどんな言葉をいただくことがありますか。
あるいはお客様にとってお店はどんな場所だと思いますか。

きとう 閉店間際に自転車で来られて、「顔だけ見に来た」といって下さるお客様もいますから、ギャンブルをしに来ているのではなく、人に会いに来ているんだなと思います。ギャンブル場ではなく時間を売っている場所なのかなと。自分にとっても大好きな場所になっています。
なつま ホントそう思います。
お客様同士のつながりが深く「あれ?今日●●さんいないの?」とか言われます。知り合いがいる、知人と会える集会所のようなものなのかなと思います。
やまだ それと、人の力を感じていただける場所なのかなと思います。お客様も、働いている自分たちも求めているものですから。
くもん やっぱりみなさんの生活空間の一部になっているんじゃないでしょうか。31日のうち30日来られている方もいるので、趣味の域を超えていますから。ごはんを食べる、ハミガキをするのと同じなのだと思います。
まつい 日常生活に溶け込んでいるという意味で、一言でいうとサードプレイスですね。心休まる場所だから、ストレスから解放されるから来られる場所なのかなと。
たけい 一つお話を紹介させていただきますと、店の向かいに新店舗ができたことがありました。ある常連さんがそれに見向きもせずといいますか、あなたのお店にしか行かない、だって他で打っても楽しくないんだもんとおっしゃったんです。嬉しかったですし、一つの社交場としてお店が機能しているんだと実感しました。
あさだ ウチも同じような環境にあります。近隣店舗にパチンコ店があるなか、お客様が来てくれるのは人に会いに来てくれているのかなと。台よりも人なんだと思います。

就職活動中の学生へのメッセージをお願いします。

きとう 接客を極めるならウチしかないと思います。接客のスキルは絶対上がります。接客をどれだけ押しているかという部分も含め、私たちの会社を知って頂きたいですね。
なつま 接客はホント、見ていただければと。知識は追々つくと思うので、人が好き、接客が好きという方であれば、パチンコをやっていてもやっていなくても合うと思います。お客様に喜んでいただきたいと、やってみたいという気持ちがあれば十分です。
やまだ ウチは一般的な業界のイメージと当社とは絶対違います。私なんて、パチンコ屋は怖い人の集まる場所だと思っていましたから(笑)。ただし、入社した後でも転職すれば?とか身近な人に言われてしまうので、それに耐えられなければ志望しないほうが良いかもしれません。
くもん やまださんの言うように、業界は世間から厳しい目で見られていると思いますけど、ほかと当社とは違うと断言できます。社員を見ていただければ、私たちの会社へ興味を持ってくれると思いますね。
まつい そうですね。業界についての不安なら当店を見ていただければ認識は変わります。仕事に関する不安は実際仕事をしてみなければわかりませんが、当社ではほかのサービス業で味わえないようなことが味わえますし、ほかの会社でも活躍できる下地ができることは間違いありません。
たけい 私は最初のハードルが高かったです。親がこの業界に入ることに賛成してはいなかったので。悩んでいたらお店に来てもらって、いろいろ見て頂いたうえで判断してほしいですね。迷われている気持ちを払拭できるような、それだけのものを見せられると思いますから。
あさだ 自分もそう思います。両親は反対していましたが、社長自らフォローしてくれましたし、身内にも優しい会社だと感じています。人として、根本的なところから成長できる会社だと思います。理不尽なこともないので。
一覧へ戻る